タンチョウもダイエット??

釧路地方も雪が降り、タンチョウの給餌場がいっきに冬景色へと様変わり、いよいよタンチョウの季節です。

タンチョウのエサは穀物中心ですが、今年から与えるエサの量が減らされて5年後には半分にする計画との事です。

夏場のタンチョウは釧路周辺以外に十勝方面、遠くは稚内方面でも観測できるようですが、冬場になるとその殆どが釧路市阿寒や鶴居村などの給餌場に集まるようです。エサの量を減らすのは別にダイエットの為でも費用を削減するためでもなくタンチョウの分散が目的のようです。1,500~1,600羽まで増えてきたタンチョウを北海道全域で越冬させる計画のようで、タンチョウ同士の縄張り争いや伝染病(鳥インフルエンザ等)などへの心配があるようです。

ただ、エサの量が減ったタンチョウは別の場所を探してお腹を満たさなけなりません。その場所として一番最初に向かうのは・・・・牛のエサ?!。

今でも農場でタンチョウが牛のエサを啄んでいる姿を見かけますが、その数が増えると酪農家の方々は大変、何せ相手は特別天然記念物のタンチョウ、言って聞く相手でもなく、ケガをさせたら罰せられます。スムーズに北海道内色々な地域へ分散してくれると良いですね。

<私の心の声>

色々な所でタンチョウを観れると釧路方面へタンチョウの写真を撮りに来る人が減ってしまう。何とか標茶・厚岸位で留まって。

タンチョウとワシのエサの奪い合いは阿寒(1月~)だけ、他の地域はマネしないでね。

もしかすると数年後にはスリムなタンチョウが観れるかも???(今でも十分スリムですけど)