いつ撮る?

2月に入り寒さが一段と厳しくなった釧路地方、タンチョウの撮影には良い時期になりました。音羽橋から撮影された写真を目にした事のある方も多いと思いますが、川の周りの木々が霧氷で白く輝き、本当に美しいタンチョウの写真が撮影できるときです。

ただし、これだけは覚えておいていただきたい事が3点ほど。

 

① 早朝(5時30分位から)の音羽橋はしばれがきついです(非常に寒い)。氷点下20℃を覚悟してください。周辺に暖をとる場所はありません。

 

② すぐ近くにはタンチョウはおりません。500㎜位のレンズが必要です。(当社ホームページの写真は300㎜で撮影のため遠くの点状態です)

 

③ 撮影者が多く良い場所が空いていなかったり、タンチョウも気まぐれです、必ず良い写真が撮れるとは限りません。

 

昨日某テレビでケガをしたタンチョウの治療されている釧路市動物園の事が放送されておりました。特別天然記念物のタンチョウは保護活動のかいあって、今や人間社会に入り込むだけの数に増えたこと、牛舎内で牛とタンチョウが一緒に牛の餌をついばんでいたり、電線や車、列車などに衝突してケガをしたり死んだりするタンチョウが後を絶たないこと。死んだタンチョウは処分することが禁止されていて冷凍庫内で保管されているそうで、袋に入れられたタンチョウの死骸がたくさん積まれた映像がありました。

釧路周辺で車を運転される方はシカやキツネの飛び出しの他タンチョウにもお気を付けてください。